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春、冬の寒さが終わり万物が芽吹く季節になりました。
陽気が次第に強くなり、気温も暖かくなるとともに、活動的になる時期です。
しかし、春は寒暖差が大きかったり、花粉が飛散したりと、体調を崩しやすい季節でもあります。
この記事では、東洋医学の古典「黄帝内径素問」に書かれている春の過ごし方についてまとめます。
この時期バランスを崩しやすい方は、ぜひ参考にしていただき、心身ともに健やかに過ごしましょう!
東洋医学では、春の季節は、立春の2/4から立夏前日5/4まで。
この、春の3か月を「発陳(はっちん)」といい、冬の間眠っていたものが活動し「発散」するという意味が込められています。
冬の季節は、早寝遅起きが基本でしたが、春になり若干遅く寝ても良いらしいです(笑)
朝は、早めに起きてゆっくり体を動かす、散歩が良いですね。
春の格好は、窮屈にせずゆったりと自由にするのがおススメ。
髪も、ほどいて緩めて。
抑えつけることなく、心身ともにのびのびと活動することが大切です。
意志や意欲を尊重するように。
生長に関わるものは、与えて奪わないこと。
もし、この養生法を守らずに、ゆったりとした心を忘れて緊張したり、急激な活動を行ったり、逆に動かずにじっとしていたりすると、春に盛んに活動する臓器の「肝」を傷害し夏になっても汗をかかず寒性の病にかかりやすくなってしまいます。
これらは、古典の内容なので、少し難しい点もありますが、現代の生活でも大いに役立つ養生と思います。
そして、東洋医学で言う「肝」とは、単に肝臓という臓器を指すだけではなく、「氣」を全身に巡らせる働きがあると考えられています。
そう考えると、自律神経の働きが非常に関係してきます。
芽吹きの時期と言われる春に、その芽吹くエネルギーを押さえつけてしまわないよう、気をつけていきたいですね。
この文章を書いたのは、ヱビスヤ薬局の管理薬剤師 笠原あづさです。
漢方で健康になりたい!漢方薬で身体の困った症状を改善していきたい!という方は、ホームページも見てください!
下記のブログも参考にしてください。
春の過ごし方について、優しく書いてあります。
https://ebisuya-myoko.com/blog/210205jiritsushinkei/
さらに、春の季節に重要な「肝」のことを書いた記事はこちらから↓
https://ebisuya-myoko.com/blog/210209kokoro/
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