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春、イライラするのは理由があります。

2021年2月9日

春は、冬の間にじっとしていた草木や動物たちも動き出す、目覚める季節です。春は、芽吹きの季節ともいわれますよね。

今まで寒く、内にこもっていた気持ちも、身体の表面に発散する感じがしませんか?

春というとスタートの季節でもあるため、何か動き出す感覚が身体に染みついている感じも受けます。スタートするのに、とても良い環境なのですが、空回りすると・・・。気持ちが暴走してしまうことも、季節と関係しているのではないかと考えます。

 

ちょっとしたことでも、頭に血が上ったりイライラしたり…。

 

 

東洋医学の基本的な考え方に、「陰陽五行説」があります。

 

五行説は、万物を5つに分類しその関係を説いた理論です。

 

春に分類される臓器としては、肝です。前回のブログにも書きましたが、

春からスタート!でも慌てず、ゆっくり。

東洋医学でいう肝は、血の貯蔵庫である肝臓だけでなく、氣を全身に巡らせる働きがありますので、自律神経の働きも大いに関係してきます。ですから、ストレスを受けると血が騒ぎやすく、滞りやすくなると考えられています。イライラして怒りっぽくなってしまうことも、他の季節より多いと思います。身体の症状としては、頭痛・めまい・のぼせなどが起きやすいでしょう。

そんな時は、自律神経の安定を心掛けるよう、ゆっくりと腹式呼吸が効果的。吸う息よりも吐く息を意識して、深くお腹で呼吸する意識を持ちましょう。

 

他にも春に関係している器官は、目です。肝臓に負担をかけることで、目に異常が現れることもあります。緑と青は同色と考えるので、穏やかな春の草木を眺め、目をゆっくり休めると良いのではないでしょうか。

こんな風に読み解いていくと、東洋医学って面白いですね。次回は、春と食べ物についてご紹介したいと思います。

 

ヱビスヤでは、春に活躍する大切な臓器「肝」を守るために、良い血をしっかり作るためのご紹介をしています。不快な症状を取り除く漢方薬もご提案できます。気になる方は、ぜひご相談ください。

https://ebisuya-myoko.com/kikasetekudasai/

 

 

 

 

 

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