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本格的な花粉のシーズンとなりました。アレルギー性鼻炎などで、悩まされる方が多くなる季節です。
今回は、花粉症の症状「鼻炎」について、まとめてみました。
鼻本来の働きは、
➀においを感じたり、声の個性に関係したりする
②小さなゴミやウイルスなどを侵入するのを防ぐ
③吸い込んだ空気の湿度と温度の調節
というように、「加湿空気清浄機」のような働きをしています。
そして、鼻腔の内側は、粘膜で覆われて短い線毛が生えています。通常は、この線毛の働きで小さなゴミなどは、のどに運ばれ痰として排泄されてたり、飲み込んで取り除かれたりします。
粘膜が元気で、線毛の働きが正常に保たれると、花粉が侵入しても上手に排泄できるのですが、粘膜が弱っていたり、「免疫」が過剰に働くアレルギー反応が起こると、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなど、辛い症状が引き起こされます。
このくしゃみ・鼻水・鼻づまりは、身体の防御反応として、理にかなっている症状です。
風を出して 【くしゃみ】 ・・・ 異物を追い出す
水で流して 【鼻水】 ・・・ 異物を洗い流す
入口を閉じる【鼻づまり】 ・・・ 異物の侵入を防ぐ
鼻炎症状をひどくさせないためにも、粘膜を元気にすることが大切なのですね!
通常、花粉症でお悩みの方は、アレルギー症状を抑えるお薬を服用されていると思います。
さらに、粘膜を元気にするお薬で、身体本来の働きを充実させると、より一層気持ちの良い春を過ごせるのではないでしょうか?
ぜひ、ご相談ください。
https://ebisuya-myoko.com/kikasetekudasai/
次回は、花粉症の方への食養生をご紹介します。