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1月8日が鏡開き、漢方薬局ならでは!です。

2021年1月8日

2021年が明け、8日が経ちました。

本日、1月8日は我が家の鏡開きです!

 

鏡開きは一般的に1月11日では?と思われるかもしれません。

ヱビスヤ薬局では、昔から鏡開きは1月8日でした。

 

子供の頃、お友達のお家と違うのが不思議で不思議で・・・。

「神農さんだからね。」

と言われて何故か納得していましたが、

「正月八日は薬師如来様の御縁日なれば、神農の鏡開(カカミヒラ)きをせんとて」

という言い伝えもあるようで、1月8日鏡開きとなったようです。

 

中国・日本の伝統医学において、医薬祖神として崇められた神農さまは、医薬ばかりでなく農業や商業の神としても崇められています。

初めて民に、農耕を教えたくさんの植物の良否を調べ、鑑別法を示したそうです。そのため、神農は1日に70回も中毒したと伝えられています。

昔はこの話を聞いて、すごい人もいたもんだ!と疑いもせず感心していましたが、人身牛頭で2本の角をもつ神農さま。

古代中国人の数限りない経験の集積を一人物になぞらえた神話化したものだったのですね。

 

店内に飾ってある神農さま、手にしているのは稲?薬草?

この神農の名を託した書物が、「神農本草経」(しんのうほんぞうきょう)という古典があります。

漢方薬に使われる生薬のことについて解説された書物なのですが、上品な薬・中品な薬・下品な薬の3つに分類されています。

ちなみに上品の薬は、生命を養う目的の薬で、毒性は皆無。長期に服用してよく、そうすべきである。身体を軽くし、元氣を益し、不老長寿の作用があると言われているんです。面白いですね~🎶

ヱビスヤにもこの上品に分類されるお薬がありますので、興味のある方は聞いてくださいね😊

 

みなさまより、一足お先に鏡開きをする今日、浮腫みにも良く魔除けになると言われている小豆でお汁粉にしていただきます。

 

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