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前回のブログでは、初秋の食べ物についてまとめてみました。
こちら↓
https://ebisuya-myoko.com/blog/210820touyouigaku/
今回は、東洋医学で考える秋について、ご紹介したいと思います。
東洋医学の古典「黄帝内経素問」には、秋の過ごし方がこんな風に書かれています。
・この季節、早く寝て早く起きることが大切。ちょうど、鶏の寝起きのように。
・気持ちを穏やかに、心をゆったりさせる。
・あれもしなければならなかった、これもしなければならなかったと、心に欲望を押し付けることなく、成し遂げ得なかった志を悔やむことをしない。
・やたら動き回り、冷えを受けて肺を冷やすことがないように過ごす。
もし、養生に逆らい、むやみに精神を動揺させたり、秋の冷えにあたりながら過労したりすると、肺の病となる。たとえすぐに発病しなくても冬になって下痢をしたりする。
春夏秋冬、四季の考え方として、春は種まき、夏は繁栄、秋に収穫、冬はその収穫と共にゆっくり過ごすというサイクルをたどっています。
秋は新しいことにチャレンジするのではなく、今までの仕上げや整理をする季節にしていきましょう。
実りの秋、収穫の秋ですから、心に余裕を持ちながら愉しみたいですね
次回は、秋の季節と臓器の関係について、ご紹介したいと思います。