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一年で、最も寒い時期を迎える季節となりました。
1/20は大寒。旧暦の最後の期間、この期間が終わると暦では春です。
その前に、冬の養生をご紹介します。
冬の養生で大切なことは、寒さから身を守ること。
東洋医学の古典「黄帝内経素問」には、冬の過ごし方がこう書かれています。
・就寝は早めに、朝は遅くまで床にいるようにする。
・日が昇ってから起き、寒気から身を守るようにする。
・精神的には気を静めて、何かをしなければならないという意志は内に秘め、ひそかな心持ちで過ごす。
・保温には気を付けるが、陽気を奪われないようにするため、汗をかいて皮膚が開かないよう注意する。
もし養生に逆らい、精神を忙しく動揺させたり、寒さに当たったり、過労して発汗し陽気をたびたび逃がしたりすると、五行の冬に属する臓器「腎」を傷害したり、春になって手足が冷えてしまいます。
東洋医学でいう腎は、単に腎臓という臓器を指すだけでなく、ホルモンバランスや老化をつかさどる働きがあると考えられています。
また、腎臓・膀胱系の症状では、夜間頻尿や膀胱炎など、おしっこの悩みが自覚症状として現れます。その他、むくみ・足腰の痛み、耳鳴り、めまいなども腎の働きと関係している症状です。
腎の働きを補う漢方薬もいろんな種類がありますから、ご自分の身体に合った漢方薬を選んで体調を整えたいですね。
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