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日に日に寒さが増していたところに温かい風が吹くと、季節感がガラッと変わってしまいました。
激しく変わる天気に、身体が振り回されないようにバランスを整えたいですね。
今回は、先回の続き『果物』について。
果物って、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富でフレッシュな状態で摂ることができる便利な食材です。
調理しなくても、皮を剥くだけで(最近では皮ごと食べられるものも増えてます)簡単に食べることができるのですから、良いことだらけですね。
ただ、気をつけたい点があります。
先回のブログには、柿を取り上げましたが、果物全般身体を冷やす作用があるということです。
昔から、「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅」と言われていますから、摂取時間も気にしたいところ。
東洋医学の考え方で、食材の採れる地域や季節で身体に及ぼす影響が大体想像がつきます。
例えば、青森県など寒い地域でも作られる林檎🍎は、さほど冷やすほどではない果物です。
対して、南国で作られるバナナ🍌やパイナップル🍍、温暖な地域で作られるみかん🍊、夏に旬のスイカ🍉などは、身体を冷やす力があります。
東洋医学では、夕方~夜~朝方までは、「陰の時間帯」として身体の中に冷えが入り込むと、考えられています。
ですから、果物を夜食べるのは、冷え性の方にとって良くないことですし、冷え性と感じていない方でも身体の中に冷えを取り込んでいることになります。
また栄養面から考えると、果物の中に多く含まれる「果糖」は、エネルギー源として働きますから、一日のスタートの朝に摂るのが良いですよね。
活動するエネルギーを多く必要としない夜は、使われなかった分、果糖が中性脂肪に代わってしまいます。
「夜に果物を摂ると、太る」と言われているのも、納得ですね。
とはいえ、忙しい毎日の生活の中でホッとできる夜に、コタツでみかんは美味しい!
温活!しながら、少量いただくのも良いのでは?😉
冷え対策のこと、漢方薬で考えてみませんか?
ヱビスヤでは、冷え性はじめ、このような症状の方が相談に来られます。
あなたのつらい症状、ゆっくりお話しください。